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beyond the hope ken

青山Victorでrec session。

昨秋Big Bandで録音した時と同じ部屋、同じブース。
ただしその時は管と指揮のD. Matthewsさんが陣取った大部屋を、今回はAbeさんのpianoが独占。
隣はSugawaraさんのpercussion。

録りおわり、
あの頃と今とで自分は何がかわったかなぁ、とふと思う。
あまり それなり 一杯 かわりすぎてわからない
そのどれでもあるなと、答えにならぬ結論が出る。
マークシートで言えば0点だ。

量りきれない程のすれ違いは、ある学者によると10次元もあるらしい宇宙の
レイヤー違いに過ぎないんだ、なんて、
ここでは思う必要もない。キラー通り。

ワタリウム美術館の下のOn Sundaysで二冊、かわいい本を買う。
love / Gian Berto Vanni – 三辺律子
Follow the Line Around the World / Ijungkvist

最近のcover favorite(プライベート・ナガし)は
Love You Madly / Mitchell – Ellington
I Love My Shirt / Donovan

Donovanはフランスの歌姫ZouZouとの新曲が出たそうで、早速iTunesで買ったところ。

この人、ほんと変わらない。

I Love My ShirtはアルバムBarabajagalに入っているのだけど、
どのアルバムを聴いても、こんな力の抜けた普通の曲や不思議な曲が必ず入っているのがDonovanだ。

Bostonで90年代に観た時も、80年代初頭のSecret Policeman’s Concertのビデオを観ても、
印象はなんにも変わらない。

因に、そこでの帯の肩書きがふるっている。

シークレット・ポリスマンズ・コンサート
参加
エリック・クラプトン(クリーム)
ピート・タウンゼント(ザ・フー)
スティング(ポリス)
ドノヴァン(夢 詩人)

Donovanの何がそんなに心にひっかかるって、
普通なんだけどもの凄く異質
普通に異質
幼稚園ぐらいから、クラスか職員室のどこかに居そう
だけどずっと居ない
そんなかんじ。

仲井戸麗市が名前を取ったぐらいだから
例えば近所のロックンローラーが内面そんなだったとしても全然違和感ないけど
千駄ヶ谷の駅長が内面そんなだったら、おもしろいな、と思う。

何故千駄ヶ谷の駅長が出てくるかというと、
いつもの外苑前から歩くのをやめて今日は千駄ヶ谷から行ったんだけど
洗面所にあった、携帯電話をオフろうというはり紙の右下の「千駄ヶ谷駅長」の署名が
妙に印象的で。

私は千駄ヶ谷駅長である、と言える人は
世界に同時に二人は存在しないだろうし
歴史的にもそう多くはないのだろうけど
そもそも駅とは関係なく車内で携帯電話をオフろうという話だから
どこの駅長の署名であろうと差はなく説得力はないわけで
なんで署名をしたのかなと、気になってしようがない。

これがなんだかDonovanなフックだという、こじつけを7次元目の宇宙に置いて来て
スタジオに戻り弦録りの録音を見学し、ベースを拾って外苑前から帰る。
ゴージャスなレイヤーのストリングスに感動、頭くらくらしながら
これは何次元目の宇宙だったかな
そんなの気にする必要もない、キラー通り。

つづきは、桜ヶ丘にて、Andieさんと

I wonder

びっくりした。

最も敬愛する最高のシンガー、
アリーサ・フランクリン。
iTunesでかけっぱなしにしながらコンビニで切手を買って来たのだが、
帰ってドアを開けると「いらっしゃいませ」なる声。
アリーサだった。

最高の店員とは、最高のシンガーでもあるのだなと
妙な発見。

I Wonder / from “Aretha Arrives” 1967

the barn

Keito Blowのrecording
スタジオじゃないと、時にわくわくする。
woodstock度が近頃増してるな。

み空

眠ろうかというところ、耳元からこの文句。

眠ることなど忘れて
思います

金延幸子の
「あなたから遠くへ」
である。
林立夫さんのシンバルが、本当にきれいだ。

ここ数日、笑うような快晴。
小田原の海はあまりに平らで美しく、トンネルを三度くぐると城が近づいて来る。
れっ、それから見えなくなったけど、
一夜城?

江戸につきて思い出すかな
眠ることなど

Speak Easy

京都のpararax recordsにて、CD3枚を散々視聴した挙げ句買ったものだが、
非常に気に入っている。

In The Evenings Out There / Paul Bley, Gary Peacock, Tony Oxley, John Surman
1993, ECM

その時聴いた他のCDは、各々7分くらい聴いたものだ。
いいかもな、と自分を納得させようとしても、決断出来ない。
これは20秒で凄いとわかった。
やっぱこんなもんかと思う。

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