dancin’ with pebbles in my shoes

バレンタインにちなんだことをなにかできればよいのだけど

そういうキャラでもないので


Valentine が登場する歌として思い浮かんだのは2曲。

Tom Waits の Blue Valentine。

詩はすさまじく、僕のキャパをはるかにこえる。

まったく意味を聴き取れなくとも、音と歌だけで時間がゆがむ。

Ray Crawford のギターが至極ですね。

はじめて聴いたのは三条の古いビルの3Fだったかな。


もうひとつは全く違う、おそらくこの二つを並べる人はあまりいないだろう。

“I’m dancing on the Valentine”

という一節、Duran Duran の The Reflex。

いまだに、この詩の意味がまったくわからない。

なのに英米で No.1 になった = それだけ多くの人が受け入れたというのは、なんでかな。

Fairlight CMI や Jupiter-8 や SB-1000 や、Nile Rodgers や

デビュー前から一貫してスタイリストとコラボしてたりとか、用意周到なところ

いろいろあるだろけど。要因は。


こちらといえば、踊ろうにも靴に pebble … 砂利が入るようになったので

いい加減スニーカー買い替えねば、というところ。

jive

ジャズボーカルをいろいろ聴こうかなと思って
ほな聴いたらええやんけと

しばらく前から、また改めていろいろ聴いて思うのは

ぐっとくる人ってたいがいどこか面白くて
なんかそういうところから自分は音楽に入ってるんやなと
納得した日曜である。

洒落てるとか いけてるとか 超絶とか

あまりそういうのは ひっかからなくて
面白いとか おもしろいとか
…おもしろいとか

そっちの方が。なんでだろう。

ふと思えばドラムもベースもピアノも、そういうところで感じ取ってるみたいだ。

ブルーベリージャムを探しに旅に出たい

確定申告は大変な作業である。

毎年毎年、こうも苦しめられるのは何故なのだろう。

フリーランスに苦労をさせるためだろう、とよく思う。

被雇用者に比べて個人事業主は何かと不利だ。年金から保険から、そして確定申告という恐るべき経理事務から。

事務をすべてアカウンタント…会計士に丸投げする人もいると思うが、拙者は忙しい年も暇なる年も、我が手で記帳し – その上で会計士に資料を送って確認と提出をしてもらっている。
めっちゃ二度手間な気がするものの、結局この方が理解できるし、確実だ。

が、その上でなお、毎回これはどうやって記すんだっけと、それは Finale みたいな譜面ソフトを覚える並に難しい作業なのだ。

…たとえがあんまりか。

音楽理論を学ぶぐらい難しい。

ベーシストがギターのコードを覚えるぐらい。

何十年もほっぽっておいた楽器を再び練習するぐらい。

慣れない英語のペーパーバッグを読むぐらい。

曲のミックスをするぐらい。

まぁ、どれも難しっちゃ難しいし、どれも慣れれば。そして時間をかければ。

昔の友人に会うとか、たくさん聴いてもらえるとか、そういう難しさとはまた別なのだ。

ともかく、何をやるにしても、時間がかかるというのは事実なので、覚悟を決めてじっくりやっている。
そんなことはよく視界に見えている、2022年。

が。

かつて僕も、確定申告のたびに逃避して空想の世界にいたものだ。

この曲もその一つ。

三宿の交差点の二階にあったカフェでは、週末ごとに友人知人がイベントをやってて
そこを訪れたりライヴしたり観たり、が楽しみだったのだけど

いけねー

っていうやつだ。

今は…(略)

申告自体は、お察しの通り大幅に業務縮小のため、楽になったと思いきや
ややこしさはあまり変わらない。なんとかならないもんかな。


東京の現場を離れてからなんでやねんと思うけれども、海外のお歴々プレーヤーの話に最近、とみに感じるものがある。

離れたからこそ触媒が開いたのかもしれない。いい方向に捉えてしまう自分である。

完全に時間や時代の流れは僕とは違うところにある。我は斜めに楕円に旋回し、落ちてはのぼってく。

それが自然だと思うのだ。

smile & cry

こんな夜は

いいプレイができる

とわかってるんだけどな

ま、これもこれだ。

neruka.

measuring worm

意識の高いスーパーを久しぶりに訪れる
そこだけで入手できるオートミールを買うという
目的を果たすべく
その棚の様子をしっかり想い描いていたのだが

はたして
ちょうどその棚だけが空だった。

Joni Mitchell の Blue を久しぶりに聴く
いまだにこのアルバムの良さがわかっていない。
Hejira に Hissing… に Court and Spark に Mingus に、Joni の他のアルバムは愛聴してるのだが。

カーディスプレイに映ったジャケットが見たこともないやつで
白黒(白青?)反転、若干怖めだった。あれはなんなのだろう?

Court… といえば最後の Twisted
Annie Ross のカバーだ

昔、米国の友人がこの曲をやるというので手伝ったことがあるが
今になっていかに彼女にぴったりだったかがわかる。
とてもぶっとんだ Annie に、通じるものがあった。そう、Joni じゃなく Annie に。

当時もっと英語が流暢だったら、たぶん数倍楽しめただろう、とふと思う。
どれだけおかしな人だったか。たぶん内面は違って、まっすぐだったのだろう。

まぁでも、今頃になって英語により親しめるようになってきたのだから、それもよい。

のり付けできなくても、人生は尺取虫。
後からわかることも、いっぱいある。

こちらが Annie がトランスクライブして歌詞をのっけた原曲 やっぱ源流はいいね

one little thing at a time

今宵は半月でんなぁ

曇ってて見えへんけどな


ついつい私の癖として

音源が完成していない詞を

何かの理由をつけて公開してしまうのだが

今回はやめときましょう。


知ることも

ふるわせて

形にすることも

道はとても遠いのだけど

少しずつ、少しずつ

レゾネートしていく、気がする。

左は○で右は◇

この世でおこってることがすべて暗号だったらどうだろう。

自分が作った音楽も何かの暗号だったらどうだろう。

あのアルバムも それはたしかにその通りなのだけど。


左には丸いもの、右には四角いものを並べているこの壁。

何故か気づいたら、こうなっていた。

時計 Blue Note の入場チケットがわりのコースター ホセイン ゴルバさんという方のフライヤー バビちゃんカフェのカード これら黒く丸い

右は ポートランドから旅で来たというタップダンサー サクソフォニストに新幹線でもらったステッカー それだけ菱形 あとはレクタングル

もし僕が左右違いの眼鏡をしてるなら 左は○で右は◇なのだろう。

everyday bread

いいなと思うレコードを追ってくといいプレーヤーに当たる。

録音方法で音色の違いはあれど、あ、この曲やっぱこの人やったんだ。

みたいな。

’60~70s の LA はほんとに、豊穣だったのだろう。

だがそういった偉人であっても、やったらあかんことは、あかんわ。

Schizophrenia, insanity defense…

それは、「音楽のせい」なのだろうか? 「多忙と成功のため」か?

超えてしまった人が、どこで身を守るか。

聴くときこえる。聞こえた方がいいものも、きこえなくていいものもある。

キュルキュルとモグラ

さる聞き取り案件と採譜案件にかかる。

思ったよりスムーズにいきそうで安堵。

昔はずいぶん文字起こしをやったが、最強の道具は安価なテレコだった。

当時は MD 全盛期で、いくつか MD レコーダーを持っていたが
文字起こし用途に関してあれほど使いにくいものはなかった。

反応は遅いしボタンは小さすぎるし
おまけにエラーで録音が消え去ることも頻繁。

カセットがよかったな。キュルキュルが。


採譜ってそこで満足してしまうこともあるけど
そこから演奏できるようになる(すぐできる人に向けてやるという用途の他に、慣れない楽器や慣れてても難しいことを練習するために作る)ものなので

それだとまんまと罠に引っかかるモグラのようなものだ。

実際に見て練習して、要らないようになって本物。

Calendar

2025年6月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930