カテゴリー: muse

どないな上弦すぎ

この時期は毎年なにかとオーバーワーク、あと十日もすれば倒れたりするコース。

この状況は今年もあまり変わりない。

というわけでサイト更新も滞っておりますが、今月は2回も満月だ。

なんでや 思いつつも
moon x moon 21作目の準備は進めています。

昔書いてリズムを録った未発表曲だけどね、たぶん僕が作った中で一番ヤングでポップです。
ナウいかどうかはしらんがな
お楽しみに

そろそろ予告を書こうと思ったら、今朝 SSD のデータの殆どを操作ミスで消してしまう。

さすがに前倒しで倒れるところ なんとか復旧した模様。

睡眠はしっかりとり、寝ぼけて何かをしないようにしましょう。
そんな上弦すぎやねん。

ろっか・ばい・まい・べいびい

flexlife との遠隔共演

春のツアーから延び延びですが ようやくご一緒できました

いわゆる本棚前セッションです

///ろっかばいまいべいびい 細野晴臣/// by flexlife

vo / fl /per/ film:青木里枝(rie aoqi) g / rec:大倉健(ken okura)
ba:近藤零(ray kondo / stillbeat)
special thanks : OLD TIME ( kumamoto )

flexlife は、なんと、毎週土曜にカバー曲動画をアップするという
すごいプロジェクトを続けています。
もともと映像の人っぽい? りえんぬとけんさん、かんたろう君、そして猫たちが体現する世界、ぜひご覧ください。
flexlife cover songs playlist

今回僕は溶けてるのか出しゃばってるのかわかりませぬが…バンブーと木の一角より。

並べてる本やグッズにつっこんで貰えたらうれしかったりして。

部屋の掃除のついで、好きな本ばかり置いてます。

はてしない

10.17 – new moon –
Ha Te Si Nai / Ray Kondo

iTunes / Apple Music

予告通り
bossa nova を起点に作りました

昨年9.17にメモした音・1年1ヶ月後の形

インストゥルメンタルにしようと思っていたのだが
昔書いた詩が

言葉の区切りを変え
ると違う意味を持つ
ということに勘付き
のせてみたのである

まる

ある人へのトリビュートにもなっています
わかるよね たぶん

未だにお会いできていない… お身体お大事に

詩集付属音源 “flat five tapes
の一つとして一昨年に限定公開した
“君がみたゆめは”
とは枝分かれ宇宙にある曲

とゆことで

サラヴァ!

ten ten

見えない下弦に。

この10月は満月が二回もあるんですね。
おかげで moon x moon もあと6曲も残ってます。

次の曲はタイトル未定、詳細不明ですが、
bossa nova

になる予定です。

10.17 release on new moon…

Quick & Slow

Quick & Slow / Ray Kondo
moon x moon series #19
2020.10.2 – Full Moon –

Apple Music
iTunes

はやいものってすごくゆっくり


このジャケの写真、ある山奥で納屋にあった農耕具です。

脱穀機ですね。

メカメカしさと素朴さに惹かれ。

満月その瞬間の写真を撮りたい、といつも思うのですが
それを撮ってると、満月のリリースに間に合わない。
間に合うわけがない。

満月少し前の月を撮ってみました。
雲の後ろにかくれてるんですが、雲自体が照らされて、有明月みたいになってた。

それを重ねてみました。
中央左上、しゅわしゅわっとしてるやつです。
蒸気機関車感が出てるかな…

たぶん、伝わってないですよね、ほとんどの人に。

いいんです。
売れすぎると、困るから。


moon x moon と銘打ちつつも
一度も Moon の楽器を使っていなかった。

Moon って知ってますか? プレーヤーには有名ですよね
Fender タイプの日本のコンポーネントブランドの草分けです。

ひとつ隠し持ってたんですよ。ベースではなくギターを。
なぜかヘッドに Technics と書いてあるストラトキャスター

Fender のプレべより、5弦ベースよりも重いアッシュのボディ
フレットほとんどないけどいい鳴りっぷり

昔、ブルースギタリストで楽器屋の兄ちゃんやってた H.O さんから
分割で売ってもらった唯一のエレキギター

最近はガットの他は Yamaha のサイレントギターが取り回しが楽なので
そればかり触ってプラグインでエレキの音にしてたけど

やっぱエレキはエレキ
ノイズが多いけど手に伝わる振動が違う

というわけで、この曲の途中から右に鳴ってるのは、この Moon …Technics… のストラトです。

クイック&スロウ

次回の配信は10.2の満月

It’s so quick
という曲をつくってます

ちっともクイックじゃないビートです。

moon x moon


そうだった、タイトルはこの日記から思いついて

quick & slow

にしました。
(ストアはおそらく Cap & Low – 大文字はじまり)

いい曲です。我ながら。

るいをよもう

るいをよもう / Ray Kondo
moon x moon series #18
2020.9.17

あかりの来ない夜は
何を読もう

新月、曇り空。月と太陽は共に昇り、雲の背中で過ごし、沈む。


これを書いたのは…歌詞ページに日付特定してありますが
ハンディレコーダーによると、その辺り。

その頃は一体何を考えていたんだか。
ベーシストとして、割と忙しくしていた頃、
この辺の写真 もヒントだろうか。

詩集 “flat five” を作る前には曲ができてたわけで
だから早い順番 – 三つ目 – に収めてました。
にも関わらず遅めのリリースです。

もっともこの詩の原型はさらに以前にあって、最初の一行しか残していないのですが。

54-46

… that’s my number…

なんか変なポイントつけられて、バラ撒き普及を目論まれてるこの国の個人番号じゃないよ、
1960年代にジャマイカで歌われてたこと。
彼が服役中の囚人番号とのことだが…根本的には同じですよね、人を番号で管理するんだから。

TOOTS & The Maytals のリーダー、トゥーツ・ヒバートさん
あっけらかんと歌われるリディム、衝撃的であり
その力の抜け方が、マーリーともまた違って最高だった。

Funky Kingston もバンドのグルーヴから音から歌から宝物だったな。2000年代に復活したときのアルバムは音が元気すぎて聴き込めなかったけど、一度でいいから観たかった。

家族に看取られての最期とのこと。ファンの端くれとして、ご冥福をお祈りします。

当時、影響を思いっきり受けて作った「あやまるロック」というのがあるのですが
前世紀の京都でカセット MTR 多重録音したのと、2006年に渋谷で田中慶一、中村翔くんとのトリオでライヴしたのみ。

ほぼ未発表、モタモタしてたら、彼が逝ってしまった。
全くトリビュートにならないと思うけれども、近々 soundcloud とかで公開しようか、いや、せんほうがええのかな。

皿の大きさ

「相互監視と台本」シリーズはあと数回続ける予定だが。

皿の大きさ、というのは、目玉焼きに合わせて皿の大きさは決まっているのだろうか?
という今日の切実な疑問。

下弦の月になってしまった。

次の新月の配信は、もちろん予告していた通り
「るいをよもう」です。

去年の夏頃からライヴでやりたかったのだけど、シンプルだけに難しくて
結局まだ一度も人前で演っていません。

どんな感じになるやら。

ジャケットのイメージその壱を。どこやねんここ。

 

So Green – R.I.P, Gary

Gary Peacock が亡くなった。

この気持ちはとても書き表すことができないので、
僕の人生を決定付けたアルバムを。

Gary Peacock, Art Lande & Eliot Zigmund / Shift In The Wind

最初に聴いたのは彼のペンによる Last First。
知人からのダビングカセットを聴いたとき、
時間が止まり永遠になった。

その後アルバムを手に入れ、ずっと聴き続けた。

冒頭の So Green は Art Lande の曲とされ、
コード進行などは Last First と類似形だ。
どちらがどちらに影響を与えたのかわからないが、
共に僕の中では、Gary の代名詞のような
何ものにも替えがたい、音楽。

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