日没後 段ボールをリサイクルボックスに持参しつつ
海にいく。
相変わらず誰もいない。ここが賑わうのは初日の出ぐらいだ。
流れが速く海水浴できる場所ではないし、勇気あるサーファー以外は水に近寄らないのだ。
ふと日本海を思う。
丹後由良や出雲、鳥取砂丘に小浜。魚津。
なぜかアットホームに思う。山地で生まれ湖岸で育ったのになぜだろう。
うち出雲だけは未だに訪れていない。
京都の親戚が数年間、出雲で暮らしていたので、勝手に「いつでもいける」気になっていたが
それが「いつもいってた」にすり替わってしまったようだ。
魚津の駅前がとても静かだったことを思い出す。
静寂のある街って、すごく貴重だと思うのです。
とぎすまされる。
下手な音は出せない。
それって、プレッシャーだろうか。
喧騒に紛れてなんでもできる、っていうのは
それはそれでいいことなんだろうか。
また、「それぞれ」に戻ってしまう。
海はそんなことは気にしない。