二月総括。
昨夕 2.27 は満月だった。京都の人によると、月の出が見ものだったらしい。
残念ながらこちらでは曇っていた。夜半に、真円に見えぬ朧月を見上げる。
そう今回は、月にあわせて何も発表しなかった。新しい詩も書かなかった。が。
ちょうど曲ができたところだ。
とぶように過ぎる月日をおもうこの頃だ。
例年ならツアーの準備、業務、確定申告、てんやわんやであったが
前述の通り演奏チームからは離れることにしたので、その他の変化が大きい。
やる事は沢山あり、感慨に耽る間もない。これはある意味、感謝すべきことでもある。
これから何十年になるかわからぬが、道を考える。
災害や感染症、世相、それだけでも、いつ何がどうなるかは覚悟せざるを得ない。
誰であっても、ほんまにね。
だからといって、諦めて放棄はしない。
実際、自分にやれそうなことは、これまで思い込んでいたより遥かに多そうだ、と日々気づいている。
もちろんこれは「やれたことは」の裏返しでもあるのだろう。
だが、心のさすところに向かう。
テクノロジーの進化は凄まじい。コロナ禍でもかえって発達したこと、してしまったこと、
これをよいことに勢いを増してしまったこともある。
テクノが敵か味方か、ずっと見極めている自分だが、
これは両方であり、使い方であり、捉え方であり、これからの展望とつきあいかたの問題でもある。
さらに、僕の世代だけの話ではとっくになくなっている。
あんの上、振り返りきる前に二月は去った。
3.1 目覚めるとジェット機が低空で飛んでいる。