この一週間そして週末は瞬く間に過ぎてしまったのですけれど
彼はもうそこにはいなくなって
花のように姿を表し
…未だに YMO の “Nice Age” のこのくだりの不思議さが解けない
Paul McCartney が成田で逮捕されたあたりのジャーナルらしいのだけど
…
この一週間は、何やら忙しかった。
今までと反対方向に、何度か足をのばした。
その結果知ることになった素敵な場所もさることながら
出会ったこの本に感謝したい。
志村寿一 著
ヴァイオリン演奏のための
身体と音楽との調和
アレクサンダー・テクニークに基づき
より深く具体的に、音楽、弦楽器について綴られている。
とっつきにくいかもしれないが、僕にはどストライクで
ずっと疑問に思ってきたことが、これを読んだおかげでほどけてきた。
こと「稽古」「練習」ということに関して、
どうアプローチしたらいいのか、
何度も失敗することについてどう向かうのか、
音色やパルスに対して
どう感じ、考え、捉え、身体を使うのか。
甲野善紀さんや陽紀さんの教えとも近いかもしれない。
表紙の左上 “basics” が語るように、
これはごく基本的なことなのだろう。ヴァイオリンの道をいく人には。
だが僕はなにか、これからに希望が持てるかも? という
– それはもちろん、ベースや発声、そして +α に –
少なくないヒントをもらったのだ。