偉人と呼ばれる人

偉人と呼ばれる人を僕は尊敬できない

今、目の当たりにしているもの
選挙が近いために戦争を起こす人々と
それに群がる人、報道する人々
それに携わる人々

戦争を利用すれば憲法が変えられると
計算する人々
これが2020年

権力と名を遺すためなら、人はなんだってやる
幾人、幾千、幾万、幾億の人を殺すことになっても
彼らは周到に自らを正当化し、歴史を記録し、名を高めていく

歴史は事実ばかりではない
人が意思と共に記録したものだ
ある視点をもって

だからある意味、歴史に改竄はつきものだ
改竄され続ける歴史から何を見極めるか、が必要だ
それが『1984』で記されたこと、そして世界と
この日本でずっと起こっていることだ。

歴史で普通に語られる「〇〇何万の軍勢が」
そもそもおかしいのだ。なぜ何万もの人々が、ある名の下に従って殺し合わねばならない?
そんな根本的なことを、学校での歴史の授業はスルーする。

プロパガンダが無ければ、人々が同じ方向を向いて矢や弾丸やミサイルを放つことはない。
テロも起こらない。

歴史上の偉人とされている人は
そういうことに長けた人だ
広報活動、記録活動、改竄活動
それが名声を生み、再生産する

僕はどうしても、そんな人たちを素直に尊敬できないでいる
どころか、軽蔑さえしている

足るを知ること、だがその裏側には
足るを知ってくれてありがとう、の人々がいる

だがそれは両方、人間であり
目を背け続けることは解決にはならない。
なっていない。

尊敬できる人たちが亡くなっていく。
歴史から消されても、忘れてはいけないこと。

戦わないために。つづく。

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