地球水洗便所説
…?
梅棹忠夫を読みたいと思い、
かつて、河出書房から出版されるはずだったという
『世界の歴史』の最終巻「人類の未来」の目次を見ると、寝れなくなった。
エピローグに並んだ見出しのひとつがこれだ。
エピローグだけじゃない、12の章の見出しがすべてぶっとんでいるから、
それだけで目が覚める。
そもそも、歴史書の最後になんで「未来」が企画されたのか、
そのなりゆきもすごい。
それはさておいて…
「地球水洗便所説」
の次にくるのが、最後の段落
「暗黒のかなたの光明」
読んでみたい…読めるものなら。
ナウシカ原作の最終章、宮崎駿はヒロインに
「いのちは、闇の中のまたたく光だ」
と言わせる。妙な納得感のまま、「主」は巨神兵オーマに破壊される。
闇と光はずっと気になっているテーマ。
私が思うのはこうだけれども。