アーカイブ: 2011年3月

ときほぐすのは

まず原子力ありきで、頭を回転させた人々が沢山沢山沢山たくさんいるはず。

このページを見て、本当に悲しくなった。

子供たちは一生懸命描いたのだ。
心をこめて。
よいものだと信じて、夢を込めて描いた。

信じ込ませ、描かせたのは大人。讃え、利用したのも大人。

電線と同じくらい周到に、日本中、世界中に張り巡らされた原発普及のプラン。
操った奴は裁かれるか。

裁かれないように手を取り合う大人たち。
共に責任を回避し、自分への危険を回避し、国の一大事にすり替える。

最も電力を食う23区を停電エリアに入れない、嘘だらけの持久戦。

原発がないと困る、残してくれ、
こう国民に言わせるためならどんな知恵でも回る。

違うだろう。

まず原子力なしで考えるなら、
計画停電を受け入れてもよい、その代わり原発をやめろ。

そうも言えるはずだ。

次の冬まで続く?
根負けしちゃいけない。

正当化の為にあらゆる事をやってきた人々は
たとえこれほどの事故が起きても次の手を考えてくる。

ときほぐさなきゃいけないのは、電気回路や水路だけじゃない。

* ページリンクは国が毎年開催していた子供向けの「第16回原子力ポスターコンクール」。現在ページは削除されている。

どっちがみぎだ

私の使うAKGのカナルフォンは
音も銀色カバーもいいのだが、LRがわからない。

よく知ってる曲だと定位で左右を確認する。
シャッフルで聴いてると、それを待つのが面倒になる。

iOS アプリで一番欲しいのは
LR checker
だったりする。

mitsukaranai

– ミラーメッキの上の印刷がすぐ消えてしまうのだ

おと はね ふるえる

速水浩平さんのTV出演を観た。
この人、頑張って貰いたいなとおもう。

06年のとある日、参宮橋近くの首都高速脇で自転車をこいでいた時、僕はこんな事を思っていた。
「この高速脇の音圧を利用して発電が出来ないか??」

この日は代々木の楽器屋に向かっていたけど、
この後しばらく笑えて、日が暮れるのを忘れて同じところをぐるぐる回った。
結局店の閉店に間に合ったのかも、忘れてしまった。

なんで笑えたかというと、これによって「音楽家」の立場が一変するからだ。
これまで無駄にエネルギーを使い、騒音をまき散らしたギター少年、オヤジ、パンクバンド、
スタジアムツアー、フリージャズ、これらがすべて「エコの使者」になる。

PA屋も楽器屋もオーディオメーカーもみな、先端エコ産業になる。
革命。

これこそが地球の求めるもの。

勿論技術的な敷居はまだまだまだ高いのだろうけど、
ギターはピックアップで発電しているのだから、そもそも実現済。
マイクもしかり。
後は効率だけの問題なのだ。とても大きな「だけの問題」

音が人に届く為に電気を消費するのは、あくまで聴き手に何かを伝えるため。
つまりは心を震わせるため。

あまった(でかすぎた)音を「拾った」り、人が「よっしゃわかった」と、音を「受け取った」後の
エネルギーを再び電気に還元するのは、別に何もおかしい事ではない。

ぜひやるべきなのだ。

この速水さんという人が活動しているのはその後知ったが、
小学4年で発案し、大学に進んで研究と実践に邁進。
美しい。

高速道路面やビル床への展開など、今後は明るいようだけど、

音の事を忘れないでほしい

そこはまた、音楽関係者も頑張るべきだと思う。

ただのベース弾きが思うことだけど、
未来って、まだまだある。

まだ、来てへんから、みらい。

サッチモ曰く、What A Wonderful World.

* この後に大震災が来たので、僕の捉え方はだいぶかわりました。が、今も引き続き考えています。
— 追記 2012/1/31

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