アーカイブ: 2025年10月19日

somamichi

輪島市門前町鹿磯、会場の「海辺の杣経」。
明るいうちに来たかったが、和建築のくらさとほのかなあかりが、場を際立たせてくれる。

伊藤ゴローさんとロビン・デュプイのデュオは結成から長く、ずっと観たかった。
このギターとチェロのアンサンブルはずるいです。
美しすぎて、参考にならない。
二人が自由自在というのはこのこと。

演奏後、局外者にも関わらず、場に混ぜていただく。
出会った人々、お話。
震災、海岸、漆の「はだざわり」から富士山、熊本まで。

お暇し、宿泊のため志賀町へ。南へ一時間。
共同トイレ、シャワーも見当たらない。それでもよく眠れた。

感謝。

 

hanenooto

能登をこの目で見に、ロビンに会いに、車を走らせる。
目的地は能登半島の西側、ちょうど「肘」のあたりの輪島市門前町。
当日、THE CHARM PARK や優河が羽咋市でフェスに出演と知り、出発を3時間早める。

ハンドルを握って5時間。「ハネノオト」フェス。
震災前に完成した会場のよう。こうして運営され、人々がゆるく賑わう光景に和む。

Charm の声とギター、ルーパーさばき、常に楽しませる姿勢、久々に会えてよかったよ。
優河さんもめっちゃくちゃ観たかったのだが、タイムテーブルがおして叶わず。北に行かねば。

会場を後にし、羽咋フェスの課題のひとつとして「千里浜に砂を撒く」。
巨大な自然のスケールにくらべれば、微々たる行動。それでも意識には繋がるのか?
万に一つも、このプラパックを海岸に捨ててくる奴がいないことを願う。
砂が急激に減少しているのは、中田島砂丘もそうなんです。

能登半島の西側を北上する。

曇り空。時折海を見るも日没を逃し、あたりは急速に暗くなる。

ナトリウム灯が照らす舟。

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