アーカイブ: 2025年6月20日

こねりとよはくのどらやき

「こねり」は中川村のすてきなお店。

一見古民家のパン屋さん? カフェ? という姿だが、
「暮らしの工房 こねり」
という看板、それだけではない様子。

洋と和の生活空間、人工物と自然が、ゆるやかな境界で存在してる。
なんて文字で書いても難しいか。

まだ山並に雪の残る3月、訪れたときなんとなく

「なにか、イベントのお題、ありますか?」と訊いてみて

女将のさおりさん曰く、「余白」と。

それは半ば、期待通りのお題で
僕の音楽は、たいがい余白…休符や少ない音数…を大事にしているし

タルマーリーの渡邉格さんとも昨年そんな話をしていたし…まだ答えがみつかってなかった…

なんか、その一点だけでも、すごく楽しみにしていたわけです。

当日、お店にたどり着いて
場所に感動するのも束の間、セッティングが結構大変で、あっというまに時間が来てしまい。

和室ひとつをまるまる舞台にして、向かって左と前に、和室と洋室お客席がある、という
今振り返っても、すごい余白のレイアウトでした。


本編は僕ひとり。
一曲ゲストで法嶋さんのギターとのジャイヴ、
そしてアフタージャムで、ハチ子さんとにわこさんにも加わってもらい、楽しいボサノヴァを。

— 1st —
うみのまち
グリーンはいつ
Man in a Shed (Nick Drake)
うみにゆらるかげ
満たされるつばめになってくれ。
余白のどらやき
みつかったぞ with ジョーさん

— 2nd —
ドリップホップ
アフロアルバ
るびーどろぼう
ゆみはりつきよ
O Trem Azul (Lo Borges)
plum

— jam —

Só Danço Samba (Tom Jobim) with 伊那谷フレンズ

 

帰り路に丘の麓から見た北斗七星が、とんでもなく美しかった。
なんで撮らんかってんって それも 余白ですよ。

回想の水無月

今年の6月はいろいろなことがあって
忘れえぬ月だったのですが
書いてないと何もないかのようですね。遅ればせながら、後追い日記です。
(7.16 記述)

まず、5.17 の鴨江珈琲ライヴで豪雨に見舞われた僕は、
水無月にはどんなことになるんだろうと、特に中旬の長野、伊那谷行きは
連日雨で、道も閉鎖されたりしてるのかなとか、つまりたどり着けるのかとか
雨だらけで誰も家から出て来ずお客さんがいないとか、逆に退屈凌ぎに来てくれるんじゃないかとか、

鴨江以上に、雨の曲をいっぱいやらねばとか。

それはもう、いろんな雨の曲を準備していたのです。ところが。

豪雨だったはずの予報は日を追うごとに変わっていって、晴れ晴れ晴れ、雨ないやん、梅雨はどこいった…?

で、雨の曲は軒並みボツになって、そのかわり、やるお店にちなんだ曲を作ることにして
(頼まれてもいないけど)

まぁいろいろ準備して、伊那谷に向かったわけです。

あ とても長くなりそうなので 続きはまた別に記します。

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