アーカイブ: 2021年1月5日

序の口

去年は序の口、これからが本番、みたいな。

昨年夏の時点で、ブラジル・ミナスの音楽家、ロウレイロさんも言ってたこと。
〜通常のライヴコンサートを再開するのはまだ一年以上は難しいだろう、その間はこうしたセミナー含めた別のアプローチで音楽に取り組みたい〜 at sense of quiet MUSIC LAB

COVID-19 による非日常からの脱出には長くかかる。ならば長く、音楽への取り組みを見つめ直そう。

といっても僕は、もともと、自分のことを体系化するのがあまり得意ではない。
時間があっても、思いつきにしたがって無駄口の巣を張っていくだけだ。
クモを見ていると彼らの方がよっぽど賢い。行動が理系だし、無駄がない。

去年は「月」だけを枠組みにしたけれども、今度はどうするか。

ブライアン・イーノがとてもいいことを言っている。Rolling Stone 誌。

SNS… 威力は知りつつも、またやめてみようと思う。ニュースとしては見る。発信をやめてみる、どうなるか。
フォロー外すなら今のうちですよ。

世界の分断は SNS によって起こっている…それもそうかもね。
違うかもしれない。それに警鐘を鳴らしてる Eno さんも、インタビュー後半、やはり何かを一刀両断している。人間だから、しょうがない気もする。ともかく。

世界を1か0に分けるのだったら、デジタルは永遠に二進法のままなんだな。
どうなんだろう? 随分会っていない東大卒の音楽家と、話してみたくなる。
彼の活躍を時折思う。というより、彼らと食べた三宿の板そばの味をかな。


今年の活動はまだ固まっていないが、曲は楽しく作っている。

何かのスイッチでアイデアが浮かぶ。空き時間を縫って形にしていくのは、面白い。
…と、小学生のような気持ちで自分にとっての音楽を再発見している。

周りのミュージシャンを見渡せば、みんな素晴らしいところに行っている。
演奏力、企画力、フットワーク、美しさ、いろんな面で随分、遠くに離れたなと思う。

でもこれでいい。半分は自分が望んだことでもある。

ここから自分は再構成していくし、その後に時代の流れと波長が合うかなんて、どうでもいいことだ。


名古屋の 読書珈琲リチル さんから、時々豆を買っている。cliché というブレンド、とても後味がいい。

Calendar

2021年1月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

Category