Alexandre Andrés をジャケ買いして以来、ずっと好きだったイラストレーター山口洋佑さん
と
PRETAPORTERS のおかげで10年越しに出会えて、触発をくれる凄腕ピアニスト林正樹さん
のコラボを観る。その名 between。
最近とみに「鳥」づいている僕にもタイミングよすぎる
「巣巣」での数時間。
鍵盤から生まれて部屋の森を舞う音たちと
帆布の森に住処をみつけてく絵の具たちを
その場で目撃する、というのは
やっぱりすごいことですね。
途中、静かな界隈に救急車が通って
それは、どう贔屓目に見ても、その場に著しくそぐわないものであったので
どうなるのかな? と思ったら
キャンバスの真ん中に、それまでなかったものが出現した。
それは僕には赤いサイレンのように見えたし、最終的には違う形になったけれども、ぜったいにきっかけはそれだと思ったので
あとで山口さんにきいてみた。
やっぱり、そういうのって、ありますよね。
予想外だけれども、それが無意味ではない。
林さんのそのときに鳴らしたコードがなんとも効いていて、
世界をつなぎ合わせるのに、やっぱりピアニストはある種の縫い針を携えているのだなぁ
と、感服しきり。
ちゃっかり混ぜてもらいました