もり を つむ

ドレの昔話」をようやく買って読んでいる。

「眠り姫」はなんだか「カリオストロの城」みたいな冒険物語でもあるのだな、と思いつつ…

呪いによる死のかわりに、100年眠り続ける娘を、

共に魔法にかけられて眠り、共に100年後に目覚めるという、最高の幸せを選ばず

「起きて見守る」ことにした親の気持ち。

たぶん自分もそうするだろう、と思う。

姫は「つむ」に刺されると宣告される。

王は糸を、布を、つまりすべての繊維の営みを止めて娘を守ろうとする。

それは失敗に終わるわけだが、

やがて城は深い森につむがれ、二つの王国は時と記憶につむがれる。

「いつも糸を紡いでいる」と目の前で紡錘をくるくる回してくれたケイティさん、ふと思い出す。

シェアする

関連記事

  1. 2015.11.17

    サルビルサ
  2. 2006.02.23

    小さな間違い
  3. 2019.10.24

    クレーン男
  4. 2017.05.18

    1984

Calendar

2012年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

Category

アーカイブ