アーカイブ: 2012年11月

Bach

ふと宙をみあげると
満月と木星

指三本ぐらいの間柄

雲が象る池で
向かい合ってた

親子のように

What are your horns for?

先日、山羊に聞く?という店でイベントに出たのだけど
そこでの控え室(たまたま、その日は、その役目を果たしていた)にあった絵本

スガンさんのヤギ

これ衝撃的だったなぁ。

エリック・バテューの絵もすばらしいのひとこと。

誰に愛されることもなく獲物を狙うオオカミと
飼い主の愛を振り切って暗闇の戦いに挑むヤギ

それが間違った愛だったのか
わからないけれども

自然はどちらも等しく愛した
そして星空が消えたとき

ヤギの心がながれさった。

These Walls of Mine – 2

こないだ買ったPeter Broderickがほんとによくてほれぼれする。

Paul Bley / Gary Peacock / Tony Oxley / John Surmanの”Fair Share”とこのアルバムがずっと回転中。

These Walls of Mine

狂気か天才か?
若き天才作曲家ピーター・ブロデリックの進化と深化
ヴォーカルとリリックにフォーカスした野望いだく作品

ジャケ写ほどではないけどつっこみどころ満載の帯コピー

混沌とした時代やなぁ
重大な問いかけに次の行で結論出し切ってるし
ヴォーカルとリリックにフォーカスって何事よ
野望いだく作品ってあんた

でもいいのさ

この人好きだし

かっちょいいぞ

http://www.peterbroderick.net/

すべてのかたむきをながめるほし

また日が過ぎ
あいかわらずこれからも、とりとめもないことを書いていこうと思う。

コンクリートだらけのこの世の中、はたして「とりとめのある事」なんてあるのかな、と思うのだ。

—–

ステージって不思議な場所で
ときには客席より居心地がよかったりする。
いや、シャレではなく本気の話。

居心地だけでなく、眺めもよかったりする。
それって困るやん? とも思う。

客席から他の出演者を見ていて、このライティングってないんじゃないの、と思ったり
ところがステージにあがるとすごくゴージャズだったり

それって、テンション上げるにはこの上なく、申し分ないのだ
しかし客さんを思うと、心配にもなるのだ
俺たちばかり楽しくって、いいのかいなと

だけど、どうやら楽しんでるのが自分らだけでないとわかると
それで良くなるんだがね。

—–

Reciprocity

最近気に入りの曲 by G.Peacock & B.Frisell
とにかくヘッドがうつくしい
インプロのフリーはテクニカルすぎて正直あんましなのだけど
呼吸の伸び縮みがとにかく最高なのだ

—–

月が僕の左にある — こう思うだけで嬉しくなる時がある。
何を思っていようが、格別の月が、道を歩く僕の左にいてくれる、
そんな贅沢って、実はどんな大人にも等しく与えられているんだぜ。

人が忘れようが — 月は忘れない。
月の輪グマが忘れようが — 輪は忘れない。
すべての記憶素子が忘れようが、放電しきったスクラップは、覚えている。

君の左には、誰かがいる。
きみのひだりには、だれかがいる。

—–

歴史

高校の時にあまりに面白い先生に影響を受け、西洋史を専攻してた僕は
「人間のやることすべてを歴史は含む、だから歴史をとらえることができればすべてはありえる」
なんてずっと思ってきたわけだけど
ふとしたきっかけで、今日、それは違うかもしれないと思う。

もし、人類の「歴史の中で」
延々と、「歴史担当係」が
「言い訳」をつづってきたとしたら。

いや、そのためにすべての文献や都市や神殿がつくられてきたとしたら。

歴史、なんて、すごく偏ったもの、なのかもしれないな。

いや、シャレではなく本気なんやって。

てらしてみれば

光が上にいってしまった

月も上から照らされる あと数日のこと

 

「巻き毛のリケ」素敵な話だ

そのひとがかしこいのか
そのひとがかしこくみられるのか

それは似ているようでとても違ったことだ

だけどどちらにもいえることは
他人の目も本人の自覚も
気の持ちようで変わるということかな

 

意識は幾重にもかさなっている
そして切り替えればどれも真実に見える
そうどれも真実
どれも大切に育んだならば

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