アーカイブ: 2008年1月

うみのちかくへ

ココアを飲み、髪を切ってもらう。
僕の問題だらけの頭を扱えるのは東京ではこの人をおいて他にはない。Iさん。
実にうまい。

散歩の後、スターバックスタイマーを発見した店ではなく、隣の上島珈琲の店に入ってみる。
普通に込んでたが、悪くなかった。沈む前の陽を窓から浴びれたのはラッキーだった。

目黒川には、cowbooksの向かい辺りに、すばらしいパン屋と珈琲屋もあるのだが。
それは今度にとっておく。

夜は横浜へ、音羽信さんのliveを観にいく。
うん十年ぶりとかいう貴重なステージ。
音羽さん、伝説の人らしいけど実はごく最近まで知らなかった。
いーい曲なんだ。

メロディも空気も、全然古くない。

控えめながら自信が垣間見える。
人の自信って、やってきた事、人生から
色々な出方をすると思うのだけど
なんだか素敵だな、と思った。

pasmoという素晴らしいものがなければ、
CDを買った僕は家に帰れなかっただろう。

ま、そんなとこ。
webを少しリニューアルしようかと画策する。
そういえば年も変わってるしな、
直木三十五状態でr08, r09, r10…もいいかと思ったが。

はてさて。

りずむ戯言

今日はRhythm Changeに始まり、Rhythm時計に終わる。
テンポ・チェンジと所謂”Rhythm”チェンジがどう違うのか、と尋ねられ、
それは無理もないと思いつつ午後が始まった。
I Got RhythmがどうしてSummertimeよりヒットしたか?(ヒットしたとあるだけで、実際両者のヒットぶりを体験したわけではないし、こと僕の周りではサマータイムの方が有名で、リズムチェンジの方がオルタナ魂あるとさえ思っている)

楽しいって事だろう。
哀愁って事だろう。

どっちか、だ。

ごくごく一般の人に、曲を知らなかったとして、
「リズム」「夏」と尋ねたら、両方えらく楽しいイメージをするだろう。
なんで「夏」があんな哀愁(あえてこの古い言葉を使う)の主題になるのか、
そんな意識せずにいるんじゃないか。自分はしなかった。

でもあの曲が「秋」でも「春」でもやはりピンと来ないから
夏なんだろう。

日本の古き夏には、合ってるような気がする。
それで定着したのかな。

「リズムチェンジ」の明るさはいかにもアメリカ的に思える。
明るさと、幾何学的な所と、粗暴さが。

これはビッグバンドであっても、ジャンプであっても、共通したカラーみたいだ。
Sarah Vaughanのビッグバンド版の完璧さとSlim & Slamと、同じ色がある、
同じ乾きがある。

ほんとはそれと同じ乾きがあるのがSummertimeだと思う。

日本における滑稽な大衆音楽って、僕はどうもドリフターズ以外抵抗があって、
なにか作られた気がしてる。関西人だからって事かもしれないけど
何か戦後、分断された時があるような気がしてならない。

東京で発展した、欧米の影響の音楽、
ずっと遠かったから、最近になってラジオなんかで聴くと意外な発見もある。
けどそれは今のところ、今よりずっと、マジだったんだなぁ、上手かったんだなぁ、
というところに留まってる。彼らやとりまき、リスナーのほんとのスピリットは僕にはなかなかわからないだろう。

リズムチェンジ

話かわって、質問のようにリズムチェンジって、確かにリズムを変える事だ。
生活や頭のリズムを変えること。

午後遅く、練習をしていてふと純正律が気になり、色々読み物をしていたのだが
最後にリズム時計という会社に目が留まった。
シチズン、だ。

シチズン、も、ナショナル、と同じで、世界的には不利なブランドネームなのかな、と
思いつつ…
しかしそんな事いったら、フォルクスワーゲンもそうだろうし、GMはどうなる、ってもんだが。

だいたいメジャーリーグやワールドシリーズなんて、とんでもないネーミングだ。

ともかく、シチズンのwebの音楽が割と気持ち良くて、
秒を刻むピアノの音が…サンプラーだろうが…表情もあってよかった。

アバルーの「ぷかぷか」に参加してる時計は、スウォッチだ。
もう動かない、最高のウォッチバンド。

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