ふまれ、かたまれ 2007.12.21 fushigi poetry わたしはアスファルトなんだが いま君が通過していった。 ちょうど私の友の友の友の…があっちにいるので 知らせておいたよ。 なにしろ固体の連結だから、スーパーカーなんぞわしらの伝達にかなうわけないさ。 次の信号の手前の、坂がちょうど終わったあたりで、 その気になればべろべろと巻き上がって、おどかす事もできる。 自転車なら手加減するがな。 あーあ、 わしらには昼も夜もない。 ずっと鈍色なのさ。 シェアする tweet 関連記事 2019.02.18 ニーナの鳥たち 2013.12.21 ワーカホリックの腹 2009.05.02 ワープロが無かった時代 2008.07.12 絶縁 2023.06.15 電磁波から見た自然界 2021.06.27 火輪の風と、海の蕾 かきかえ かせっと 城下町