アーカイブ: 2004年3月

かんちがう

古い楽器って、いいですね。
勘違いみたいなデザインが多くて。

おっと、かんちがいしないでくださいよ。
俺達はみんな、かんちがう。

のめり込んだら、かんちがう。
後から見れば、かんちがう。

悪いって言ってるんじゃ、ないんです。
おっと失礼って、
それだけ。

マエストロのフェイザーって、写真見たけどすごいデザインしてる。
存在自体が、ピエロみたい。
なんですか、ありゃ。

僕が昔気に入ってたのは、博物館で見た四角いヴァイオリン。
見てておもろいけど、持ったらアゴが痛そうだぜ。

oldsqviolin

ガゼルを読む

なんしてんの?
読書してんの?
いや、料理だよ。
豚肉を。
じゃ、豚肉を読書してんだね。

西アフリカにはやはり文字がないらしい。
ヤノマコトバンドで一緒になるジャンベの大久保さんがそう言ってた。
じゃあ、彼等は、自然を読書するね。
木とか、サバンナとか、ガゼルとか。そんなんいないのかな。

男しか叩けないジャンベ、それはやはり男性的なビートだ、と矢野さん。
でも、アフロダンスって、女の人が踊る姿が、凄く焼き付いてるんです。
Zap Mamaもそうだしね。強い女性の姿。

僕がとても好きな画家に、John Biggersという人がいます。
かつて、BostonのMuseum of Fine Artsで衝撃を受けた画の数々。
天空のどこかにある洞窟で歩き続ける女性達。降り注ぐ赤と青の光、乾いた黒い生命の力。
空も人もどこか規則正しい模様を描き、でもどこにも属さないんです。

Weather Reportだと、みんなはJacoとEarskinの頃が好きみたいだけど、
僕はその前のVitousや、Alfonsoの頃のムードが好きです。
Mysterious Travellerなんて、最高ですね。
得体がしれなくて、アフロで。
redにも書いた、Joniの”Jungle Line”とも通じます。

ああいうシンセサイザーも、触りたいですね。
ソフトシンセ全盛みたいだけど、僕はその辺りの機材を追っかけて無くて、
たまに本物で遊べればおもしろいな、と思ってます。

なんか、シンセサイザーって、歯医者さんと似てますね。
やばい。行かねば。1年前の治療の経過を、ほったらかしにしている。

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