棚渡り

しばらく録音から遠ざかっている。

悪い癖で、興味が他にポンと飛び移ると、戻るのが億劫になる。

途中のものが何曲もあるのだが。

だが、ポンと飛び移った先はとても直接的で、意味があって

これを踏まえてまた録音できれば、その方がいいだろう。


モノに執着があまりなくなり、断捨離しまくっているここ数年とはいえ

長年貯めた書籍やら書き取った譜面やら詞やら

もちろん作ったそれらやら

かなりの紙が本棚やら押し入れにあり

これらをどうすればいいんだと途方にくれる

記憶に入れてしまえばそれでいいんだと思う。

頭に入ってないから紙のままなのだ、とすれば、とにかく覚えて捨ててしまえばいいのかもしれない。

なぜなら、それらの大半は、ずっとやりたいことであり、

要するにずっと、自分は進んでいないのだから。

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