八月も後半に。
例年の如く、悲しき夏バテ(このアルバム知ってますか?)、だが3年目のコロナの中、頭は冴えている方である。
いや、たぶん気のせいだろう。
ドレッシングをじっと見つめても、これがドレッシングであり冷やす必要があると気づかない、
そんな、ラビットホールに落ちた箒星。
相変わらず古いレコードを聴いています。が、聴きたい音楽、好きな音楽(曲)に限って、配信されてないことが多いです。
いろいろな理由は考えられるけど
知られていない
配信するメリットがない
許可されない
なお知られない
興味持つ人も聴けない
そんなスパイラルで地に潜っていく音楽。
著作権などクリアするには結構な手続きが要るだろうし(例えば1970年代にレコードを作る時点で、それが50年後に「ネット配信」というわけのわからん形態で届けられると誰が思うだろう)
その手間をクリアするだけの見返りがあるかというと
おそらく、あまりないのだろうし
というより、ほとんどないだろうし
でも、こうして 知られていない音楽はますます知られなくなる。
そしてそういう中に、素晴らしい音楽がたくさんあるから(僕にとっては)
どうしたらよいのか、よくわからなくなる。
僕がたとえばレコード会社の人間だったら、結構毎日悩んでいるだろう。