吐き気がする広告を消すために
会員登録させるって?
金にまかせて戦争に憧れさせる人も
その金に頼って運営してる人も
なんでこうなってしまうんだろう。
信用の基準ってなんなのだ? わからなくなる。
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筒井康隆に「この世で最も高価なものは、静寂です」で結ばれる話があった。
そのレコードを再生すると無音が味わえるというものだった、と思う。
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広告は生活や仕事に深く染み付いた
「大切な」ことであるし
だからこそ力が集まってくる
だがやってはいけないこともある
「経済的徴兵制」もその一つだが
子供や若者の意識に向けて、アニメやゲームで戦いに慣れさせていく
まぁこれは昔から、ヤマト、ガンダム、映画、長編ドラマ、戦隊モノ、時代劇、
なんだってそうかもしれない。ルパンやジブリも随所に銃や兵器が登場する。
それぞれメッセージはあるけれど。
実際僕も、子供の頃いっときはミリオタの入り口にいた。
ベレッタM84って拳銃がかっこよくて好きだった。モデルガンだが。
小学校のうちに興味は薄れ、
大人になって大幅に考えは変わったが、
男の子がそういうものに惹かれるのも、よっくわかる。
けど、もうええっちゅうねん。
銃や武器で人は守れないし、戦争で平和はこない。
テロへの戦いも矛盾しているし、
戦闘機いくら買ってもパイロットがいくら熟達しても、
兵器は壊し壊され、兵士は殺し殺されるためにある。
そして、街も人も、大人も子供も老人も、自然も全て。
戦争は子供の脳内だけで起こるのじゃない。
体力があり、疑いやしがらみを知らない若者や、
情報で扇動された大人が、
権力者達に煽られ、鼓舞され、忠誠を誓わされて起こるのだ。
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だから、情報を出す側、中継する側は、少なからず責任がある。
子供や若者や(あるいは中年、いや老人まで?)の
そういう「遊び」で済ませるにしたって
実際は遊びと、そうでない部分との境界はとても曖昧でとても難しい。
自己責任で済まないところもある。
まして、万人が利用する電車の吊り広告や
ごく一般的な web サービスのページに無差別に出すものじゃない。
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書き出すととても深い。
そもそも軍備や戦争を、良し、止むを得ない、必要悪、むしろ推進、
などとしている人々には、好ましい状況なのだろう。とても。
仕事を失っている多くの人に対して、潤沢な資金を持った者が札束で頬を叩ける状態になれば、ありえなかったことが簡単に起こってしまう。
(物理的な札束がなくとも、キャッシュレスでも仮想の頬は叩けるだろう)
女の子に釣られて戦争ゲームしていれば、
やがて遠隔操作でリアルにドローンや AI から戦闘できてしまう。
(「先頭、銭湯」と誤変換してくれたこの Mac はまだ平和な方だ)
これだけリモートが浸透し、5G が近いとなると
ここから数年が、ほんとに恐ろしくなる。
(加筆有)