うみとやまへのたび 伍

9.ε


羽合温泉(はわい温泉)の宿で目覚める。
ほぼセルフサービスで、なんとも気楽だ。
この旅で何度も遭遇した「丸窓」からの景色で目を覚まし、境界のよくわからない湖岸の駐車場で頭を使う。

しかし暑い。

途中、道の駅の隣まで行くが接続できない不思議な山道を登る。
これっって、意味があるんだろうか。
道の駅は素晴らしいロケーションだが、テナントが空きまくっていて勿体無い。草刈りもボランティアとのこと、明らかに追いついていない。
東郷湖岸に再び降りる。パラソルを閉じて。

この地は駐車場の気前がいい。だからより自然に触れられる。うちの周りなんて、全然だもんな。
いやまぁ、駐車場なんて完全に人間と車の都合で作ったものだし、自然には良いわけないし…

でもその先に、地代とか儲けとかの感覚が入ってくると、次の段階というか。
剥ぎ取ってくと、いろんなことが入れ子になっとるワイ。

鳥取市内へ。もう一つの湖、気になっていたので島に渡る。
キャンプにはいいのかな。展望台というところからは木が茂っていて何も見えない。


それでも和む。

改めて鳥取市内「たくみ工芸店」へ。

民藝には全然詳しくないので、店員さんに教えてもらいつつ、すてきなカップを買う。元々は「そばちょこ」らしい。


この青、よく出せるなぁ。

予定…思いつきからかなり遅くなったが、但馬は豊岡に向かう。

ナビと道が少しづつ食い違ってる。たぶん新しく道が出来たんだろう。

日本海に到着し、敢えて西に戻る。

居組漁港。水の綺麗さの次元が違ってた。

穴見海岸。「いいね!」に見えるらしい岩。蜻蛉の群れを収めることができたなら。

つづく

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