甲冑と袴

how fickle the perception can be

… Percy Jones の言葉。

「とらえかた」はきまぐれ。物事の。


硬質でありながら飄々とした彼のベースプレイに、石川五ヱ門を想起する。

撫肩な甲冑か、怒肩の袴か。

 


いつだったか、ベーマガに頼まれて彼のソロプロジェクトの解説をしたことがある。

アルバムになるとかではなく、その前のトラックだったか、ビデオだったか。
03年、Bass Player Magazine の記事の翻訳と、採譜だったと思う。

スライドハーモニクスに何やら矢印をつけた奏法に、随所に入る16分3連に

よくあんなのを採れたものだ、と思うが、改めて振り返ると発見がある。

集中してるとき、内面に入っているとき、外に出てるとき、忘れたとき、

パーセプションは姿を変える。だから面白い。

シェアする

関連記事

  1. 2017.11.16

    Trio-logy
  2. 2019.08.21

    みずいろの砂
  3. 2021.11.04

    river silver [re]
  4. 2022.06.22

    wrist
  5. 2023.01.31

    konoyuki

Calendar

2022年2月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  

Category

アーカイブ