ohashiTrio Hall Tour 2020 は3月から果てしなく延期され、昨夜ようやく東京公演であった。
色々な思いがあるがまずは無事行えたこと、ブランクにも関わらずいいバンドアンサンブルに持って行けたことにほっとしている。というか自分は人前に立つことも、合奏自体も、久しぶりである。
大橋トリオどん、バンドメンバー、スタッフ、お客さん、皆さんには感謝しきれない。
Swingin’ London の騒ぎはできないが、心の中は Oh Behave やで。
とんぼ返りにて帰還、短いがまずはお礼と共に
皆さんくれぐれも、お身体に気をつけて、お過ごしください。
社長にいただいた写真から、まずは一人のを(大阪公演完了までは全景はおあずけにて。たぶん)
また追記するかもしれません。
追記。もうちょっと Behave – Mike Myers ネタを書きたい… のだけど
カバーだしネタバラシになるのかな、とそちらは「わかってくれる人」に委ねるとして
今年のアルバム This is music too ツアーということで
アルバムの殆どの曲と共に
僕が提供した曲 “quiet storm” も初めて一緒にやることができました。
まさかトリオどんがあんな事言ってくれるとは思っておらず
完全に油断して照れてしまいましたが
骨格がシンプルな曲だけに、みんなで演るのは格別であり
なかなかありそうでない瞬間を、体現できたのではないかと思います。
もう一度やれる時を楽しみにしつつ
オリジナルもどうぞよろしく。
とにかくこの曲は、自分でもどうしてできたのか思い出せないくらいに
歌詞とそのリズムが最高なので!
そして… アンサンブル云々とえらそーな事書きましたが
このバンドのメンバーは、とんでもない達人ばかりで
サックス&フルート(タンバリン? ギター? シンセ?)の武ちゃんの演奏の素晴らしさと音の美しさなんて、いじられキャラと裏腹に、なんてサラブレッドなんだい、と改めて感じた次第。
が、その上で
そもそもバンドアンサンブルはベースが左右することが多く
どんなジャンルであってもベーシストが足を引っ張るか、気持ちよくするか、の鍵を握っている、と僕は基本的には思っているのです。
それは大橋トリオのバンドであっても当然そうで、
特にトリオどんは自分自身が卓越したベーシストであるから、恐らくこだわりも日本で片手に入るぐらい強く、
そんな中、その役割を僕がもらっているというのは、ゆーてみたら奇跡に近いわけです。
それ故に、当然至らないこともあれば、あるいは至ることもある(?)
予想以上のことも、あったりするかもしれません。
このコロナ禍の中、物理的にも一番離れている僕がどこまで力になれるのか、
また、振替公演決定から限られた日数でどこまで持っていけるのか、は、
僕自身、前日まで不安がなかったといえば嘘です。
(もちろん、根拠のない自信は常にありますが)
あと、やっぱりこれも経験上言えることは
バンドは決して一人でやるものではなく、しかし一人一人が重大な役割を負っているので
いろんな角度で考え、振り返り、それを忘れ、俯瞰し、でも
いざステージに立てば、初めて楽器を持った時の気持ちで飛び込まねばならない。
逆に、それがいつになってもできるのが、バンドマンの幸せでもある。
だが、こういった大仕事でそれを支えてくれるのは、楽器と音響、衣装、照明をやってくれるスタッフの人々であり、場としての会場であり、お客さんであり、そしてその場を作る主役であり…
書き出すときりがないっていうのは、そういうことです。
そして尚且つ、いいコンサートになるかどうかは、やっぱ結果でしかないので
こう思えるっていうことは、なかなかいいコンサートができたのかな、と思っています。
反省点はいくらでもあるけれども。
次は、順当に行けば大阪、1.29。
コロナ禍ますます警戒必要ですが、何よりも健康第一で、年を越しましょう。
また、お会いできる日を願って。
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