月見 じゃなかった夜 2014.09.16 hikari 十五夜は半月 月の真ん中だから、ちょうどいいのかもしれない 虫の声と一緒に眺めていると 言葉にならない記憶が白壁と宇宙の黒壁を走りそうになる どうぞ ご自由に トレースすることも 否定することも なくなりつつある 一時半 ふと気づけば 月はポケットに入っていた ずっと大きくなって 逆さまの右手の中 いいよ そのままで 眠っても いいからね シェアする tweet 関連記事 2020.12.22 土星の唄 2012.09.12 二重螺旋と四つの文字 2013.01.08 つかさおさむ 2020.12.25 そこからひろがるむげん 2012.01.31 エピローグ – 地球水洗便所説 2022.09.30 架空下弦 なつのおわり art comes first