りずむ戯言

今日はRhythm Changeに始まり、Rhythm時計に終わる。
テンポ・チェンジと所謂”Rhythm”チェンジがどう違うのか、と尋ねられ、
それは無理もないと思いつつ午後が始まった。
I Got RhythmがどうしてSummertimeよりヒットしたか?(ヒットしたとあるだけで、実際両者のヒットぶりを体験したわけではないし、こと僕の周りではサマータイムの方が有名で、リズムチェンジの方がオルタナ魂あるとさえ思っている)

楽しいって事だろう。
哀愁って事だろう。

どっちか、だ。

ごくごく一般の人に、曲を知らなかったとして、
「リズム」「夏」と尋ねたら、両方えらく楽しいイメージをするだろう。
なんで「夏」があんな哀愁(あえてこの古い言葉を使う)の主題になるのか、
そんな意識せずにいるんじゃないか。自分はしなかった。

でもあの曲が「秋」でも「春」でもやはりピンと来ないから
夏なんだろう。

日本の古き夏には、合ってるような気がする。
それで定着したのかな。

「リズムチェンジ」の明るさはいかにもアメリカ的に思える。
明るさと、幾何学的な所と、粗暴さが。

これはビッグバンドであっても、ジャンプであっても、共通したカラーみたいだ。
Sarah Vaughanのビッグバンド版の完璧さとSlim & Slamと、同じ色がある、
同じ乾きがある。

ほんとはそれと同じ乾きがあるのがSummertimeだと思う。

日本における滑稽な大衆音楽って、僕はどうもドリフターズ以外抵抗があって、
なにか作られた気がしてる。関西人だからって事かもしれないけど
何か戦後、分断された時があるような気がしてならない。

東京で発展した、欧米の影響の音楽、
ずっと遠かったから、最近になってラジオなんかで聴くと意外な発見もある。
けどそれは今のところ、今よりずっと、マジだったんだなぁ、上手かったんだなぁ、
というところに留まってる。彼らやとりまき、リスナーのほんとのスピリットは僕にはなかなかわからないだろう。

リズムチェンジ

話かわって、質問のようにリズムチェンジって、確かにリズムを変える事だ。
生活や頭のリズムを変えること。

午後遅く、練習をしていてふと純正律が気になり、色々読み物をしていたのだが
最後にリズム時計という会社に目が留まった。
シチズン、だ。

シチズン、も、ナショナル、と同じで、世界的には不利なブランドネームなのかな、と
思いつつ…
しかしそんな事いったら、フォルクスワーゲンもそうだろうし、GMはどうなる、ってもんだが。

だいたいメジャーリーグやワールドシリーズなんて、とんでもないネーミングだ。

ともかく、シチズンのwebの音楽が割と気持ち良くて、
秒を刻むピアノの音が…サンプラーだろうが…表情もあってよかった。

アバルーの「ぷかぷか」に参加してる時計は、スウォッチだ。
もう動かない、最高のウォッチバンド。

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