大磯から深夜に戻り、翌日は宿場町へ。
– 4.14 –
僕は元々宿場町に縁があり、育った街はかつての大街道の分岐点だったし、田舎も宿場だった。
近年知り合う人も、なんらかの宿場で店や拠点を構えている人が多い。偶然にせよ。
まぁ、人が集まり、旅立っていく街だから、ということなのだろう。
今切関所、通称新居関所は、現存する最古の関所である、という。
探っていくと他にもそんなところがありそうな気もするのだが…
史実を掘るのは人に委ねるとして、現在残るのは静かな、鳶が舞う関所と
黒を基調にした、賑わいとまではいかないが、懐かしく趣ある界隈である。
この地域は近年、古民家リノベなどの新しい世代の店も増えていて、きりっとしていて、いい感じなのだ。
その一つが Rond-Point。ロンポワンと読み、「環状交差点」という意味だ。
東京と此処、そして各地に拠点を持つオーナーによる、平飼い卵、地元栽培野菜を使った料理、菓子、ドリンク。
柱時計や薄いガラス戸でタイムトリップできるカフェ。
自然や生態系からランドスケープ、流行りの雑誌ではなく踏み込んだ各分野の蔵書。
ただならぬ広がりを感じる、好きな場所です。
7月にここで音楽イベントをさせてもらえることになり、現在準備中。
長年の仲間である浜松の音楽家も迎えて、何ができるか練っています。
ここは、オープンしたばかりの別館。メキシコからのアーティストによる展示中です。
カフェとはまた違って、大正モダン? あたりの雰囲気でしょうか。
詳しくは追って告知します。
乞うご期待 - !