矢野誠さんのリハーサルで、実に…ぶりに東京都内某所へ。
前回は大橋トリオの Tour 2020 東京公演
すなわち NHK ホール
全国のコロナ陽性者が初めて500人を越えた日だった。
そのまま東京には来れなくなり、我が道という名のクワランティンを続けたわけで
そんな僕に昨年、声をかけてくれた矢野さんとよーこさんには感謝のしようがない
アルバムは(そうは聴こえないと思いますが)僕だけリモート録音なので
実際にバンドで合わせられたのはこれが初めて。しかしそんな感じは全くしなかった。
ピアノを弾く矢野さんの、踊るような姿のおかげだろうか。
矢野さん、曲を合わせた後のコメントが毎回想像のはるかに斜め上で
いちいち、味わい深い。これを瞬時に理解できる人は…あまりいないんじゃない?
でも、何か、すごくわかるんですよね。
たぶんまだ、全然わかりきっていないけど、わかる気がする。
感覚が似ているんでしょうね。
ライブまであと10日。多くの人に観てほしい。聴かせたい。
この音楽を、矢野さんのピアノを、バンドや歌を、自分のプレイを。
一言でいえば、「楽しみだ」ということです。
昔からそうなのだけど、僕はちょっと遠出したり
どこか普段と違うことをしていると、そっち方面の人から電話をもらうことが多い。
そういう相手はたいがい、SNS をしない、どっちかというとアナログな人たちなので
なんで僕が「動いている」ことがわかるのか、不思議なのだけど
これはそんなものか、とも思っている。
世の中にテクノロジーじゃ説明できないことっていっぱいあって
それはたぶん、虫の知らせとか集団意識とかシンクロニシティとか、
個にして全、みたいな
大きく俯瞰すれば、個々の人間の意識が誰かに飛んだりするのって不思議でもなんでもなく
むしろ、ネットやビッグデータはそれを真似しようとしてる人間の…AIの、まだまだ浅知恵なんだと思う。
ともあれ、なんとなく会えたらいいな、と思っていた人から
ピンポイントのタイミングで電話をもらい、実際に会えるのは
とても嬉しい。そんなわけで、駐車場に車を置いて髪を切って(ずっとセルフだったのでだいぶ切ってもらった)
リハに向かう合間に10分ほど、お店に寄れた。高円寺。
この界隈も3年以上ぶり。ほんとなら活動拠点にもなる筈だったのだけど。
でも、久々に会えたその人は相変わらずで、店には小さいながらもいい感じの舞台もあって
気さくな場所だった。また来れるだろうか。
リハの後はしばらくドライブして、小林創さんのご自宅に。
ずいぶん久しぶり。相変わらずのご活躍。カムカムエブリバディの劇伴の話から、スタジオ作りから、猫から、いろいろ話してあっという間に夜中。
僕とはだいぶ違うエリアで活動されてるけど、誰が見ても素晴らしいプレーヤー、音楽家。また観に行きたいし、機があればご一緒したい。
翌朝早く、横浜ギグにオルガン積んで向かう小林さんと、ベース3本積んで西へ戻る自分。
以下単文の備忘録。重複御免。
保護猫の偶然
一向に曲がれぬ道路
おどろきの高円寺
それぞれの音楽室
レッキングクルーが
くるーまで
車座するのみ
首都高速
ループジャンクション
超えたらなんてことない
記憶違いの英数文学
立て続けに停まるSAは
すべて同じ導線間取り
これじゃドライバー
永遠にリピーター
素敵なコンサート準備と
私的構想
Pink Moon ノボリオリ
下弦過ぎの帰還