寝る前に大貫妙子さんの1stを聴く。2ndが海外でバズったとかで、近年すごいブームになっているが、1stも(3rdも)聴きどころたっぷりだ。
僕はせっかくすごい人たちと音楽活動をしてきたのに、あまり日本の70年代音楽の流れを把握していなかった。まぁ当時は自分の周りのこと、自分の感覚で精一杯だったし、ストリーミングも YouTube もなく、レコードや CD を集めるにも元手は知れていた。色々な仕事で見本盤をいただいたりもしたが、Napster する気はなかったし…
多賀さんにも、「君は生きるのが下手だねぇ」と言われたが、まぁそういうことなんだろう。東京で活動するなら、高校〜大学と東京にいなかった圧倒的な不利を、なんかでカバーしとかないと、さらに不利になるってこと。そんな中で、よく活動できた方だと思う。
まぁそれはよいとして、コロナで東京から遠く離れ、シーンを全く気にしなくなって2年あまり。音楽に割ける時間は限られるが、完全ゼロから(マイナスから、だろうな)振り返れる状況、これはこれでためになっている。未来はどこか? それは、安易な CM キャッチにじゃない、自分の中にしかないのだよ。
目下、とりあえずこんな世の中、いつ何があっても大丈夫なように、アイデアは残しておこうと、冬眠前の仕事に励んでいる。夏なのに。
さて。7月も終わりが見えてきた。
タイトルに意味はあまりない。あるか? ふと気になった名前。