空洞の磁界

やっと
少し
やりたいことが
できるように
なってきた気がする

まだ遠いのだが
体の中に
備わってきつつある
空っぽの骨組みの中に
あるいは空洞の磁界に

所詮自分って、針金だよな
そんな観察の果て
映らないはずのものが映るとすれば
それは
自分がフレームとして機能するか
だろうか

揺れても
斜めになっても
そこら辺
四角くない世界
論理のない世界に触れられる
消えては生まれる フレームと
その周りに照る
ちょっとしたひかり

それをそだてるも
ほろぼすも
あきしだい。

シェアする

関連記事

  1. 2022.03.01

    every moment
  2. 2023.02.02

    オフレコ
  3. 2021.09.30

    九月おさらい
  4. 2022.01.02

    反復記号

Calendar

2020年9月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

Category

アーカイブ