引きこもり生活は
時空がねじ曲がるのではあるが
自分を見直すいい機会でもある。人生を。重いか? いや当然。
僕は感覚で生きてきた人なので、それが通用しないと
いきなり羽をたたみ、さなぎになるところがある。
一方でとてもガチガチに理屈っぽいので、トラップにはまると何時間でも出てこなくなる。
どっちが好きかというと当然前者である。
だいたい、理屈は遠回りだと思っているし、理屈も感覚を補う形でないと
使いこなせない。なぜならロジックで固めたものは、すぐ忘れてしまうからだ。僕は。
おまけに自分の好きな理屈は、他人と共有することはできない。
面白おかしく共有するとすると、それは自分もそれをおちょくってる状態だからだ。
わけわからん。
とはいえ僕の好きなものは大体一貫している。
それを他人が好きとは限らないので、寂しい思いも随分したが、そんなことで共感したって
しょうがないのだ。
問題はそこから何を見出し、作っていくか、なので。