ずいぶん前になるけど
異国にて思ったこと。
「ダサイ音楽でもかっこよく踊れる奴って凄い」
今日思ったこと。
「この景色なんてきれいだったんだ」
そこそこの楽器があれば、本当に巧い人はいくらでもいい音を出せるし
明るい人は輝きが違う。
たぶん画家と呼ばれる人は、見ている景色の捉え方が普通の何倍も美しいのじゃないかと思う。
(そう思うと、楽しくなる)
字が巧い、会話が巧い、太鼓が巧い…
才能っていうのもあるのだろうけど
これらはある意味、媒介者になるための鍛錬の結果じゃないだろうか。
— そこに存在する、美しさに対しての。
もしかしたら、僕らの運命は限られているかもしれない。
だけども、限りある時間の中で、少しでも、
そこにあるもの
を媒介できたら
それはそれで、とても大切な人間の役割を果たす事なんじゃないか。
言い換えれば、分野が何であれ、人はそういう能力を持っているんじゃないだろうか。