東京ドーム、
いい音だった。
んなわけあるか。
いくら凄腕のPAが居てもここの一塁スタンドで音楽を楽しむのは難しいのだろう。
映像も豆粒だったし、極悪の環境ではあった。
しかし、音楽はそれを突き抜けるものだ。
彼らは最高だった。
打ち込み、って改めて、感動を下げるな、とも思った。
Policeの曲でも例外じゃなかった。
Wrapped Around Your Finger
King Of Pain
これらで使用されたシークエンスの効果は、四半世紀経って、褪せていたと思う。
まぁ、当時のごく単純グリッドのドラムマシーンだけど。
だが生の演奏は、音にバンドの粘りが無かったPolice末期に比べてずっと有機的だった。
僕にとって、Synchronicity Tourあたりの音は、トーン、ビート共に平坦で面白くないのだ。
レコードはそれなりに、味わう事もできるが、やはり2枚目にはかなわない。
最近、10数年前に出た2枚組のlive盤を良く聴き直していて、
そこでも初期のBoston公演の方が圧倒的に面白い。
Bed’s Too Big Without You
Truth Hits Everybody
…全て!
今回のリユニオンでは、この頃並の一体感と、歳故の成熟はあったと思うのだ。
wowwowで放映があったのだが、まだ観ていない。じっくり観るとどうだろう。