朝起きたら Say It Isn’t So が聴きたくなって
ひさびさに聴くと、今日はあのサウンドが薄っぺらくもなく
いい感じで楽しめた。
あのあたりの Hall & Oates はいい曲ばかりで
詞もいろいろな解釈ができて時が経つといい感じで熟成される
のだが 80’s の音って熟成を拒むようなところがあって
良くも悪くもだが
黎明期のデジタルという化学物質が多いので、発酵しにくいのだろうか。
その次に Everything Your Heart Desires という
あまり彼らを聴かなくなってしまった80年代後半の曲が流れて
あ…この音は受け付けない…
ベーシストの Tom T-Bone Walk プロデュースで、彼のスラップベースもフィーチャーされているのだが
当時の他の音と共に、ドンシャリ具合といかにもなプログラミングに
なんともいえない寂しさというか、うそっぽさを感じてしまった。
だがダリルの家でやってるの聴くと、すっごくいいのだ。
もったいないというか、そんなのは聞き手、作り手の勝手な都合だというか。
彼らみたいに、若い頃の面影なくなってきても
声や音はより研ぎ澄まされて
音楽楽しんでる人たちの姿を見ると
とても勇気づけられて
今日はその後、なんとか大変だが楽しく過ごせたつもりだ。
まだ録音がたくさん残っているが
呼んでもらえたことの嬉しさを感じつつ
頭が飽和してきたので
Three Little Birds をピアノで弾き叫びして
音楽に酔っ払って戻ってきた。
最近は体内からアルコールが抜けすぎたか
チーズケーキでも酔うようになってしまったが
こういう感じは悪くない。