クレヨンもなく砂もない
そんな一節を繰り返すよる
クレヨンをひっぱりだして
あっというまに過ぎ去る時はもういつも通り
この調子だと気づけば月面旅行してるだろう
もうおにぎり型の着陸船は
役目を終えて深海についたよ
札幌2days、渋谷3days、熊本2days
そして仙台、静岡、京都。五月中盤からえらいこった。
首や右肩や手首を若干痛めつつ、大荷物持って各地回る。
さすがに身体も怖い。飲み過ぎもこわい。
だがなんとか持っている。
飛行機で翼の “→” を見ながら、昔友人が歌ってた曲を思い出す。
おだやかなかぜうけた矢印には…
名曲だ。
陸についたら、逆さまの椅子に座って逆進行。まるで背泳ぎ。
少し首を伸ばす。夏は背泳ぎいっぱいしたいなぁ。
帰ればツバメの季節。そうだった。
そんな詩を2月からうたってるのに、肝心のいまここで。
燕返しを繰り返す無数の家族たち。
来月神谷くんとやるときは、いてくれるのだろうか?
過ごした、出会った音楽や言葉の人たちはみんなすばらしすぎて
とても走り書きなんてできない。でもいつ書けるかわからないから
途中経過の過去の走り書き。
過去がなんども巡ってくることを、祈る。
今からみれば、過去も未来も、方向が違うだけで、あまり違わない気がどうもするから。
そんなわけで、先を見つつ足元の crayon を踏む。