なぞとき

仁政は謎解きなるぞ
と思うのは酔っているからか

病により正月が無かったため、七草粥の今頃正月の酒を呑んでいると
色々な謎が楽しく迫ってくる。

これはどぉしてああだったのか、
わかるわけないやんけ
楽しいのう
と舟よいのようにスパコンが起動する

そもそも私は笛吹きなのか、20世紀人なのか。
一つ言える事は私は20世紀に存在した記憶だということだ
21世紀には実体はない。

笛を吹いている私は瞬く間にコピーされ
飯田橋あたりからズームアウトし、塚をクリップし、タイル張りのドッグカフェで名刺をチェック、
明日に備えて狭い道を戻るも
UFOは見えない。

そこへ着信があるものの
敢えて道の左端に端末をかざし
商店街の下がりものをそっとして
腰をかがめて階段を上がる

実体その一

あと4分と知った記者に会うため
ゲートをのみ空想し
腰を高く身を宙まで導く
それは階段だが
重力に逆らう存在
空中に幾人か居たが
それはレイヤーなんて気にしていない

誰がだれの 後ろにいたって
めくばせ以外に 連結はない

グリッドクロック
今日も細い枠を
渡ってばかりで
ありがとよ

おかげで
陰に富んだ
ひかりと満ち足りた
一日と実体のない陰の記憶と未来が
今日もみえる

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