関内。
音確かめの合間、窓から界隈を見て
「碁盤の目だねぇ」とつぶやくNくん。
確かに。埋立地っぽいね。
開国の時の関門の内側でっか。そんで西洋調なわけか。
かんさいとかんとーとかんけーない…とかって誰かZ級ラップしないかな。
いや失礼。
このあたりの空間に出るのは、自分はKAAT以来。BankARTも懐かしい。
音が舞台に3D座標付きで返ってくるKAATや、
ショートエコープレックスの文芸座とは違って、ホールらしい響き。
いい緊張感。そして、ユル感。
ファイナルじゃないよ、まだ三度目、そして五分の一…
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今回はコーラスが多くてほぼ全曲、しかも重要な節続き。
ところが第三の男、ならぬ第三声、っていうのは
割と気楽なものでもあるんだな。
人前で声を発するたびに、虚無感を併発し続けてきた自分が
近頃は楽しんでやっとります。
団長とメンバー、お客さんに感謝しなくては!