地表から上にはみだして、重力に逆らって立ち、色々なところを移動しながら
生きてるおれらのやることって、なんだろう
深くなりすぎてしまうけど、時折僕は空っぽになって
おれらは針じゃないかと思ってみる
地面という人生をトレースする針
あるいはマイクやスピーカーでもいい
カメラやテレビもアリか
記録し何を再生するかはその人次第、
それが音楽やる者の意味かなとも思っている
音楽やらなくても、みんなの存在意味かもしれない
体験した事を変換して吐き出すこと
これだけ人類がケータイやスマホにはまってしまったのは
自分らは伝達のターミナル、情報の変換素子なんだと自覚してしまってるからかもしれない
中身って、あるようでないんよね
身体の大半が水だっていう事と同じく
人間の大半はその人を通過する情報なのかもしれない
骨肉となったとしても
やがては吐き出さなければいけない
簡単にクリアできない、バイアスのいっぱいかかった情報だけど