月見 じゃなかった夜

十五夜は半月

月の真ん中だから、ちょうどいいのかもしれない

虫の声と一緒に眺めていると
言葉にならない記憶が白壁と宇宙の黒壁を走りそうになる

どうぞ ご自由に

トレースすることも 否定することも
なくなりつつある 一時半

ふと気づけば
月はポケットに入っていた

ずっと大きくなって
逆さまの右手の中

いいよ
そのままで

眠っても いいからね

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