列車に急ぐとき、心でcountをする癖
走りながら、数えた方が焦らない、と思う癖
慌てる心を鎮める為にcountをする
それがたぶん理由。くだらない事を僕はしているわけだ
数えようが数えまいが、目的地には着くし、列車は列車でやっている
秒数に対してどれだけかの比率でかけまわっても、それはパルスとの約束でしかない
そこで視るものをつかみながらホームまでかけた方が楽しい
二度とは帰ってこない時間
数えてるうちに過ぎ去る
だけど目を閉じなければ、視た物が時間になる
無限の映像を見て、それらのいくつかに名前をつけて、生きている
時は視るものだ