western recorders, 1955

Julie London って、いいシンガーだなぁ、
とつくづく。

というか
Barney Kessel すごい。
というか

Ray Leatherwood、改めて
すばらしいベーシスト。

“Julie is Her Name” は
曲の並びに疑問はあるけど
(1と2ほぼ一緒やん…)
全編それでもすばらしい、というわけだ。

sculptor & needle

一昨日の続き。

“Whole Oats” という H&O のアルバムに愛着を感じるのは

最近はホームメイドグラノーラがちょっとしたブームだからでもあるが

このアルバムは確かに完成度は次作ほど高くない

ジャケットを見ても、後のスーパースターのデビュー盤とはとても思えない。

歌詞も素朴だ。I’m Sorry とか Thanks for… とかは、もう少し何かなかったのかとも思ってしまう。

だがなんとも味わいがある。夢現つ。

Fall in Philadelphia

フィリー育ちの Daryl が見たフィリー

この秋もまだここで過ごすのか…

実話に基づいたという、かなりネガな描写をハッピーなサウンドに乗せてる

ストリングスのかわりにビブラフォンっていうのが、また。

それと、やっぱ曲に力あるようで、

別録のアコースティック盤や

Daryl’s House での Diane Birch とのライヴも最高なんだよな。

chatora

猫が…

いない。

もともといない。

想像の猫を描くようになるともうおしまいというが

猫は茶トラがいいな。

全・大津

Daryl Hall & John Oates を最近ふたたびよく聴いていて

ノーチェックだった 1st “Whole Oats”

これめっちゃいいじゃないですか。

2nd “Abandoned Luncheonette” はアナログ含めずっと聴いてるのだけど
そちらは大名盤、1st は模索中、みたいな定説(?)に、影響されすぎてたかな。

プロデュースも 2nd と同じ Arif Mardin だし。一続きっぽい部分もありますね。

James Taylor も、1st が一番好きかな…いまのところ。
声はずっと変わらないし、音は売れてからの安定感もいいけど、
UK チームの音像が、素敵なんだよな。Paul が弾いてるいないに関わらず。


…と、あまり心の休まる間のない日々を、かきわけて泳いでいる。

名声 = reputation は、途中から一人歩きする。あるいは「風評」なるもの。

レビューとか、付加価値とか、ブランディングとか、キュレーターとか。
こういうのが大事だったり、実際いろいろなことを選り分け、操舵してるのは、こういうことだったり。

それもわかるんだけど、やっぱりそれだけじゃない。
なんか違うところで、大事なことがいっぱいあると思うって。

たぶん、ひとりひとりの。大事にいきましょう。

every moment

三月になりました。

暖かくなると共に、変化していく世界。

一瞬は止まることなく、舞うように

ゆきつもどりつ うずをまくのです

What Is It Good for? Absolutely Nothing

今日もいろいろ、ないようであるのだけど

戦争は何も解決しないですよ。

憎しみを育て、人々を愚かにし、人間が借りているこの世界を穢すだけ。

モノリス

私は転んでもただでは起きない。

昨日断念した「ディスプレイを回転させて DAW のピアノロールをリアルに使う」
方法、今日は思い直してディスプレイを昨日と反対に90°回してみた。

このモニターはどういうわけか、左右どちらにも回転し、縦表示ができるのだ。
昨日と同じく表示方向の設定は変更しない。横表示のまんま、無理やり縦にする。

すると!

ピアノロールの MIDI イベントは下から上って行き、鍵盤の画像は上端に配置されるのだが
ちゃんと高音が右に、低音が左に配置される。

実際のキーボードに近い!

YouTube と違って音のブロックが落ちてこない。
これは「与えられた音を無限に消化していく」のではなく
「音を自分から空に放つ」ようで、いいじゃないか。
もしかしてこれが音楽の本来のイメージなんちゃうん??

音を鳴らす瞬間に鍵盤の絵にブロックが届かず、画面の反対側か真ん中かで、宙ぶらりんになるのが欠点だが
このおかげで、鳴らす前後の音も見える。
天気予報アプリや Apple Music の歌詞表示に感じるような不満がない。
(この例えがわかる人はいるだろうか)

もっと大きな問題は、昨今のモニターディスプレイは横長なので
縦にするとものすごく幅が狭くなる。モノリスを見てるようで、シュールだ。
そして、Mac の設定を回転表示にしていないので、マウスの操作が不必要に難しい。
上が右、下が左になるのだ。
これは普段のピアノロールや、五線譜の脳内変換とよく似たことなのだが。

やっぱり、DAW にも縦時間軸モードを搭載するべきだと思う。
時間の上下方向は選べるようにすればいい。

こんなことを思いつつも、実際の練習中にはあまり画面を見ていない。
たまに、これどんな運指やったっけ、というときにすぐに確認できる、という利点があるぐらいだ。

かなり無駄な妄想と実験だ。

だがすべては無駄から生まれるのだ。


最近はベースは聴くばかりで
ほとんど自分で弾くことがない。

他のパートがもう少し上手くなったら、また弾き出すだろう。

Bruce Palmer のベースって、あんまり意識してなかったけどすごいかもしれない。Buffalo Springfield の。
その昔 Rick James とバンド組んでたぐらいだからな。根がファンキーなのか。

worm drive II

昨夜のつづき

日本では「ウォームギア」というこの歯車、なぜ「ワームギア」と呼ばれないのか。
なんだか、ぬくといような、ほんわかしたような、そんな動きをイメージさせるじゃないか。

ワーム=芋虫やミミズ、でも、ほんわかと言えなくもないが
これは冷徹なぐらい力強く、正確ムヒな道具である。ベースのペグに使われるぐらいだから。

あの強靭な弦を恐ろしいテンションで張る。逆方向からは動きようがない。

ワームのように鈍く、確実で容赦ない。


そんなワームのような時間の流れを感じながらも

なかなか指も体も、筒帯としての胴も思うように操れぬ

不便なものである

風が体を通り抜ける ならば こちらは河畔で一日中水面を眺めていた気持ちに戻るか?

何も起こらず あるいはごく動かないほどに ゆっくりと 変化していった水草と水のせめぎ合い

ゆっくり ただし 休むことがない

ゆっくり ただし やすめない

それって楽なんだろうか 悲惨なのだろうか

『お助け』の超スローモーション・トラックに轢かれるやつ、じゃないんだろうか。

あかん、想像も現実も、ワームギアから逃れられん


キーボードの耳コピや練習をしてて、最近のコのように YouTube で鍵盤を上から撮ってる動画や、上から MIDI イベントが降ってくるガイドって便利だなって思ったりする。
DAW のピアノロールは鍵盤が上下に並んでて、時間が横移動に流れるのだけど、視覚的にわかりやすいとも、わかりにくいともいえる。

実際鍵盤は左右に並んでるんだから、横置きで時間軸が縦の方が、やっぱ音楽の流れとしては、自然じゃないのか???????
と、今朝は結構マジに考えた。

というか、「前後」だともっといいんだろう。

縦スクロールのアプリも実際あるみたいだけど(YouTube で使われてるように)、持ってないし、買う気にはならない。

うんうん唸った挙句、ピアノロールを表示したまま、ディスプレイを90°回転させることにした。

おお!

…おお!!

……おぉぉ…

すごい、と思ったのは束の間、根本的に間違っていることに気づいた。

確かに鍵盤が横に並び、MIDI イベントは上から降ってくるのだ。

だが。高低が左右、逆なのだ。

低音が右に、高音が左にあるのだ。

なんて素晴らしい。この世はとことん間違ってる。

あきらめてディスプレイを元に戻し、わかりにくい上下左右の脳内変換をし、五線譜にし、身体に覚え込ませようとして陽がくれた。

worm drive.

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