梅雨のはずなのに猛暑続き。
この日は外食したのでぐっすり寝ようと思ったけど、日付が変わる前に廊下に出るとなんとか三角形が見えたので、撮ることにした。
七夕でじっくり空を見上げたのはいつ以来だろう。小さい頃、いつか天体望遠鏡を見るんだ、反射鏡がいいな、なんて妄想していたのは一瞬。
他に興味が移り、部活で忙しくなり、それから急速に視力が落ちた。
僕は視覚的な人間だ、と思っていたのはそれまで。以降は聴覚的な人間だ、と思うことにした。
この辺りはまたの機会に書く。
この時間だと織姫星ヴェガはほぼ真上で、首が痛い。だが眼鏡をかけると結構見えるので驚く。
近くの駐車場までいって、借りてるカメラを向ける。S5。
フルサイズのセンサーのおかげか、良く撮れる。
シャッター半押ししてるといつのまにか星空 AF に切り替わるので、簡単にフォーカスが合ってくれる。(ちょっとのんびりしてるが)
シャッタースピードは2.5秒。この間にも、確実に星は動いてる。人工衛星みたいなのも左上に写ってるね。
ISO感度は6400。結構高めだが、そんなにノイズは気にならない。
街中でこれだから、光害の少ないところならめっちゃ綺麗に撮れるだろう。
だがこの夜の暑さ…出かける気力はないし、虫に食われまくるのも望まぬところ。
真ん中のあたりが明るいのは、天の川なのだけど、周辺減光のせいかもしれない。
もっとパッと見で「星空!」ってわかるように、1等星を強調したり、天の川をブワッと写すこともできるらしい。
でも今年はこんなところで。
そういう技を身につけるのは、後の楽しみにしておきます。
裸眼で見えないものでも、道具を使えば見れる、というのは
これはこれで、とても楽しいものです。
マイクで録れば音も違って聴こえるし、ね。