台風迫る。どれだけの雨が降るのか。
先日出した曲 “Morning Dew” の音楽面について。
〜 壱・弦 〜
聴いてもらえればわかるのですが、この曲は弦楽器が沢山入っています。
いつものガットギターとリッケンベースに
ダブルベースの弓弾きとバイオリンを数本重ねて、DIY のストリングスセクションをやりました。
ビオラとチェロがないので「バイオリンベース」
ひびきは、ひろがったかな。
コントラバス奏法を習わなかった僕はアルコが不得手で、なのにベースを抱えてると
当然できるだろう、みたいに頼まれることもありました。
– なんでピチカートや、エレキベースで呼んでくれん? – という心の叫びはまず聞かれない。
適材適所は永遠の課題か。
だけどこういうのは、自分からやっていくのが一番なんですよね。
もともと僕は、弦楽器とフォークがとても好きだった。
チェロってすごい楽器だなといつも思うのだけど、ベースでもかなりの音域が出せる。
また、楽器を触っていれば、どのへんでどんな音色が出るかもわかる。
それで、一昨年の配信、moon x moon あたりから時折やっていて、
アルバムでも数曲アルコで弾いています。無調なものから、笛のような音域まで。
バイオリンは今年に入って、弾き始めました。
運指はベースの真逆、指の間隔は異常に狭い、音はびっくりするぐらい高い。これは相当…
レンタルして地道に格闘する日々です。
でも、頭のすぐ近くで鳴らすこの楽器は、何か特別な感覚があります。
曲の骨格やその他の楽器については、またの折に。