あきのささやき

ちかづいてる 君の ささやきは
ぼくの耳まで とどくのかな
花火を言葉に してみたら
君の居場所が またここの小窓の中に 増えた

タイヤをとりつけた ターコイズの
ドラムで今日も 旅にでよう
ささやき そこねた かみなりが
火花をちらすように ぼくはそれをたたいてる

ちかくまで来てる ささやきは
道のむこうで 信号をまってる
テーブルのむこうで 笑ってる
君がころころ 笑いころげる あきの夜

なにからなにまで 君のように
まねをしてみようか それから
ささやき そこねた 夏がおわり
月を磨くような 雨があがり
君は また ここでうたう

ちかづいてる 君の ささやきは
ぼくの耳まで とどいてしまう
太陽を言葉に してみたら
君の居場所が またここのトマトの中に 増えた